永遠のテーマ?『「世の中、金こそすべて」←この主張に反論できる?』
「世の中、金こそすべて」
あなたはどのように思いますか?
「お金があれば何でもできる」、「愛はお金で買えない」、いや「愛すらお金で買える」、「お金があっても非常時には役に立たない」などと意見が出るでしょうが、他の人はどのような意見があるのでしょうか?
このような疑問に関する記事がありましたので、紹介してみたいと思います。
(撮影=401(K) 2012 flickrより) Jタウンネット資本主義が支配する現世で「お金」という存在は決して無視することができない。お金に力があることは小さな子供にもわかっているようで、将来はお金持ちになりたいという夢を持つことも少なくないだろう。主もそんな金の力を疑わない拝金主義者だ。コミュニティアプリ「アンサー」に「やっぱ世の中金だよね?」と切り込む。
しかし、案外この拝金主義に賛同するアンサー民は少なく、彼を説得するがため様々な切り口から金がすべてではないことを紹介していく。その中でも特に彼に響いたのは今の医学では治せないという難病に苦しむ女性の「金よりも、健康が欲しいな」という一言。そもそもアンサーにスポットを立てて意見を求めること自体、どこかで否定してほしかったのではないかと思うわけなんだな。
「やっぱ世の中金だよね?」→「え? う、うん、う~ん......」金があれば幸せになれる、それはこの世の道理なのか、考えたことはあるだろうか。主は「やっぱ世の中金だよね?」とそこに大胆に踏み込んでいく。「金は少なからず人を動かしている」「少なからず俺らが労働している根本には常に金が軸にある」「金で創造した力、物理的だけでなく経済的、大胆な話政治的にも金の力をはっきしたらそこら辺の餓鬼なんて安いもんだろ?」と彼は金の力を万能だと考えているようだ。
資本主義のこの世の中、これは一定程度の人々に共有された価値観だと思うのだが、案外アンサー民には受け入れられなかったようだ。必要であることは否定しないものの、全てではないというのが彼らの考えらしい。彼女、結婚、健康など金では手に入れられないものを例に挙げながら主の説得に入る。しかし彼はそれらを「億万長者になってない私達には分からない戯言ですよね」と一蹴する。
「俺はこの言葉で少なからず金の儚さを知った」、そんなお金よりも尊いものとは?アンサー民も決してお金の重要性を完全否定しているわけではない。「重要な要素のひとつでしかなくて、『すべて』ではないの」ということであり、「幸せイコール金ではないってこと」なのだ。「金よりも、健康が欲しいな」という人は「結局健康を求めるには金がつきまとう」と言われても引かない。実はこの方、今の医学では治せないいわゆる不治の病にかかっているという。
これはいかに金の力をもってしても解決できない。主もこれには反論できず、むしろ「俺はこの言葉で少なからず金の儚さを知った」といい、しかも病を抱えたその人に「具合が良くなりますように」「まぢで幸せを祈ってますから絶対幸せなって下さいね」と励ましの言葉まで送っている。実は主は「世の中金」というのを批判してほしかったのではないかと筆者は思う。金なんてなくたって幸せになれる!って筆者は必死にこの機会に乗じて言い放ってみたり。(ライター:ファエマ)
参照: 2016/8/21(日) Jタウンネット
感想
実はこの記事はニコニコニュースのランキングでコメント数が1位になっているほど注目を浴びています。「お金」に関する考え方は多くの人が気になることのようです。
さて、まず私の考えとしては「お金がすべてではない」ということです。
自分がお金持ちなら説得力はあるのでしょうが、そういうわけでも無く、収入を見るとむしろ平均よりはかなり低い水準だと思います。
そんな私でも関わる人にはお金持ちの人も多くいるので、その人たちの中には、「お金があるけれど幸せと感じられない」、「お金を得るために家族を犠牲にした。」、「お金を得るために健康を犠牲にした」という話もリアルに聴くこともあります。
そして、そうならないために学んでいます。
また、自分は何を求めているのでしょうか?「お金」というものはそのための手段であって、お金を使って何をしたいかということの方が重要です。
例えば、お金を使ったり、持っていることで「人に貢献し感謝されたい」や「すごいと思われたい」、「会社に縛られず自由にすごしたい」というような願望があり、それを実現するためにお金が必要だと思い込んでいることが多いのです。
では実際本当にお金が必要なのかというと、そうでなく、お金を使わなくても人に貢献し、感謝されることはできるし、すごいと思われることもできるし、会社に行くのをやめることだってできます。
そして、本当のお金持ちたちは、そういうことをやっているからお金持ちになっているのです。
・・・わけが分からないと思いますが、なぜか(実際は様々な理由や根拠がある)そういう仕組みが出来ているのです。
よく、お金と時間はどちらが大事か?ということが討論されます。
答えとしては、世の哲学者や成功者と呼ばれる人たちは、必ずと言っていいほど時間が大事と言います。
なぜなら 時間=自分の命 と考えるからです。
ここで、人口の大半を占める労働者について考えてみると、労働者は時間を費やしてお金を得ています。時給という考えはまさにそれです。
そして、時間=命 ということより、時間を使って稼いだお金は自分の命ともいえなくもありません。
そう考えると、「世の中、金こそすべて」という気持ちも分からなくもありません。
話を戻して「世の中、金がすべて」かどうかということですが、「お金があるとなんでも買える」や「お金持ちになると幸せ」ということは、お金がない人の妄想であって、本当に手に入れてみないとそうではないし、お金がすべてではないということは分からないものではないでしょうか。
こんなことを書いている私も人とのつながりや、文献などによって知っている知識というだけで、お金があると幸せになれるのではとひそかに思っています。

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